エルブのにんにく情報  2023年11月号

お知らせ2023.11.13

日本エルブが契約している中国山東省のにんにく畑(圃場)の生育状況をはじめ

中国のおもしろ情報など、当社現地駐在員からの生の情報を毎月お届けしてまいります。

{ 2023年 11月のトピックス }

1.中国にんにく産地・工場情報(11月上旬 各基地マルチング作業) 

2. 中国11月時事情報(煎餅巻葱(山東省伝統料理))

中国山東省(弊社契約圃場)の第一及び、第二圃場は、

種まき後、1回灌漑(散水)をしマルチングしました。

(マルチング (Mulching) とは、畑の表面をプラスチックフィルム等で覆うこと)

にんにくは、種まき後20日間ぐらいで芽が出てきます。

マルチシートには穴が開いていないので、

苗自身で穴が開けられないため、

手作業で1本1本丁寧に苗のある個所の穴あけ作業を行いました。

(第一・第二圃場の動画参照👇👇👇)

※圃場によりスケジュールが若干異なります。

山東省地方の伝統食に「煎餅巻葱(ジュェンビンジュェンツォン)」があります。

最初に棗庄(ソウソウ)、済寧(サイネイ)(金郷)、

徐州(ジョシュウ)、臨沂(リンイ)などの

魯南(ロナン)(山東省の南側)で流行し、

今や、山東省全土で食べられるようになっています。

「煎餅(ジュェンビン)」は日本の煎餅とは違い、薄く柔らかいクレープ状で、

主にトウモロコシの粉、小麦粉、卵から作られています。

(※地方によって粟や小麦のみなど配合は異なります)

「煎餅」は山東省の主食であり、いろいろな食べ方があります。

折りたたんでそのまま食べても良いし、

北京ダックのように、肉と野菜と甘味噌を巻いて食べる方法もあります。

特に「煎餅巻葱」は、山東の伝統的な食べ方で、

一定の長さのネギ(九条ネギのようなネギ)の上に、

甘味噌や豆板醤を塗り、煎餅に巻き込むもので、

甘味噌の味とネギの辛さが相まって、とても美味しく食欲が出ます!