日本エルブが契約している中国山東省のにんにく畑(圃場)の生育状況をはじめ
中国のおもしろ情報など、当社現地駐在員からの生の情報を毎月お届けしてまいります
{ 2025年9月のトピックス }
①中国山東省にんにく情報(9月中旬にんにく契約圃場)
②中国9月時事情報 (「孔府豆腐(コンフドウフ)」について)
1.中国山東省にんにく情報(9月中旬にんにく契約圃場)
中国では、第一圃場・第二圃場ともに
もうすぐにんにくの種の植付作業がスタートします!
第一圃場では、トウモロコシの収穫が終わり、
今週から整地作業に移りました。
第二圃場は、第一圃場よりも少し早く、
整地作業が終わりました。
種にんにくを準備中です。
( 👇👇👇 第一圃場 👇👇👇 )
( 👇👇👇 第ニ圃場 👇👇👇 )

※圃場によりスケジュールが若干異なります
2.中国9月時事情報(「孔府豆腐(コンフドウフ)」について)

「孔府豆腐(コンフドウフ)」は
山東省曲阜地域の名物料理で、
孔子の故郷である曲阜の特色ある伝統料理として知られています。
特に「孔府燻豆腐」が有名です。
由来は、諸説あり、
清の第6代皇帝乾隆時代、
韓という姓の豆腐職人の家が
火事になり豆腐が焼けてしまった。とか、
韓氏が売れ残った豆腐を無駄にしないために燻製にした。
などが始まりとされています。
また、乾隆帝が曲阜を訪れた際、
孔府で開かれた豆腐宴で燻豆腐を大変気に入り、
絶賛したことから、名声が高まり、
宮廷料理やご当地名物料理として広まりました。
製法は、豆腐を約5~6cm、厚さ1cm程度の大きさに切り、
鉄の格子の上に置く。その下で松・柏・梨・棗・リンゴ等の
木のおがくずやもみ殻を燃やし、豆腐がきつね色に
油で光沢がでるまで燻して完成です。
表面はしっかりしていて、中身はきめ細かく白く柔らかく、
食べると、木の香りやもみ殻の香りが楽しめるそうです。
この豆腐を原料とし、そのまま、にんにくのすりおろしや
唐辛子味噌と和えた冷菜や、
炒め物、煮込み料理などにも利用します。
特に豚肉と一緒に煮込むと美味なのだそうです。