エルブのにんにく情報  2025年9月号

お知らせ2025.09.24

日本エルブが契約している中国山東省のにんにく畑(圃場)の生育状況をはじめ

中国のおもしろ情報など、当社現地駐在員からの生の情報を毎月お届けしてまいります

{ 2025年9月のトピックス }

①中国山東省にんにく情報(9月中旬にんにく契約圃場)

②中国9月時事情報 (「孔府豆腐(コンフドウフ)」について)

中国では、第一圃場・第二圃場ともに

もうすぐにんにくの種の植付作業がスタートします!

第一圃場では、トウモロコシの収穫が終わり、

今週から整地作業に移りました。

第二圃場は、第一圃場よりも少し早く、

整地作業が終わりました。

種にんにくを準備中です。

( 👇👇👇 第一圃場 👇👇👇 ) 

( 👇👇👇 第ニ圃場 👇👇👇 )

※圃場によりスケジュールが若干異なります


「孔府豆腐(コンフドウフ)」は

山東省曲阜地域の名物料理で、

孔子の故郷である曲阜の特色ある伝統料理として知られています。

特に「孔府燻豆腐」が有名です。

由来は、諸説あり、

清の第6代皇帝乾隆時代、

韓という姓の豆腐職人の家が

火事になり豆腐が焼けてしまった。とか、

韓氏が売れ残った豆腐を無駄にしないために燻製にした。

などが始まりとされています。

また、乾隆帝が曲阜を訪れた際、

孔府で開かれた豆腐宴で燻豆腐を大変気に入り、

絶賛したことから、名声が高まり、

宮廷料理やご当地名物料理として広まりました。

製法は、豆腐を約5~6cm、厚さ1cm程度の大きさに切り、

鉄の格子の上に置く。その下で松・柏・梨・棗・リンゴ等の

木のおがくずやもみ殻を燃やし、豆腐がきつね色に

油で光沢がでるまで燻して完成です。

表面はしっかりしていて、中身はきめ細かく白く柔らかく、

食べると、木の香りやもみ殻の香りが楽しめるそうです。

この豆腐を原料とし、そのまま、にんにくのすりおろしや

唐辛子味噌と和えた冷菜や、

炒め物、煮込み料理などにも利用します。

特に豚肉と一緒に煮込むと美味なのだそうです。