日本エルブが契約している中国山東省のにんにく畑(圃場)の生育状況をはじめ
中国のおもしろ情報など、当社現地駐在員からの生の情報を毎月お届けしてまいります
{ 2025年8月のトピックス }
①中国山東省にんにく情報(8月上旬にんにく契約圃場)
②中国8月時事情報 (「油爆双脆(ヨウバオスュァンツュイ)」について)
1.中国山東省にんにく情報(8月上旬にんにく契約圃場)
現在、第一圃場も第二圃場も
循環利用でとうもろこし🌽を栽培中
だいぶ背丈も伸び雄穂が出穂し実が生ってきました
来月の中旬頃収穫する予定です
( 👇👇👇 第一圃場 👇👇👇 )
( 👇👇👇 第ニ圃場 👇👇👇 )

※圃場によりスケジュールが若干異なります
この期間、契約工場では
乾燥スライスや冷凍ペーストをはじめ
一部計画生産品を製造しています
( 👇👇👇 冷凍ペースト製造 👇👇👇 )

2.中国8月時事情報(「油爆双脆(ヨウバオスュァンツュイ)」について)

魯菜(山東料理)の代表料理「油爆双脆(ヨウバオスュァンツュイ)」は
「ガツと砂肝のあんかけ炒め」のことで
山東省済南の名物料理です
この料理は、清朝中期高官らの美食への追求を満たすために
豚と鶏の内臓に刀工(飾り包丁)を施し
高温の油で揚げて火を通し
絶秒な味付けの餡と絡めて提供した料理が元になっています
開発された当初は「爆雙(双)片」と呼ばれました
その食感が高く評価され、「油爆双脆」と改名され
清中後期に移るにつれて
済南から北京、東北部、江蘇省などに広まり
国内外で名物料理となりました
本格的な「油爆双脆」の作り方は極めて難しく
非常に精緻な刀工が施され厚さの違う内臓の
水分を飛ばさないうちに火を通し
外はサクサク、中はジューシーにする技術は
多くの人に絶賛されたそう
この料理を完璧に作るには数年の修行が必要で
この料理の腕前で料理人の技量が分かるとも言われているそうです