INFORMATION CENTER 青島エルブ情報館

エルブが契約している中国山東省のにんにく畑(圃場)の生育状況をはじめ
中国のおもしろ情報など、当社駐在員からの生の情報を
毎月お届けしてまいります。

{ 第5回 11月号のトピックス }
①中国現地のにんにく生育状況(2021年秋🍂にんにく植えつけ)
②中国時事情報
(中国国内の電力不足報道に関する現地情報)
(コンテナ不足について)

③新型コロナの感染状況(11月5日時点)
④青森産にんにくの価格高騰について

1 にんにくの生育状況
~2021年10月下旬情報~

来年用の中国産にんにくの種の植え付け終了~❕

今年は、9月末の長雨☔により、

それまで植わっていたトウモロコシ🌽の刈り取りが遅れ、

国慶節(10月1日~7日までの大連休)も重なり、

例年よりも種の植え付け時期が

少し遅くなってしまいました。

そんな状況でしたが、無事に植え付けを終える事が出来ました。

中国(弊社の契約農場)の植え付けは「人海戦術」が基本なんです。

農家さん達が1列に並んで1粒1粒丁寧に、

種のお尻を下にして植え付けしていきます。

植え付けする人数が足りない時は機械も使用します。

でも、機械植えつけは種があっち向いたりこっち向いたり

してしまい、発芽に少しバラツキがでてしまうので、

出来るだけマンパワー💪なんです💦

元気にすくすくと成長することを祈りましょう👏

 

2 中国時事情報(1)
~中国国内の電力不足報道に関する現地情報~

日本国内での報道にもあるように、

中国の東北地域を中心に電力⚡不足が発生しております。

多くの一般家庭🏡や工場🏭で計画的な停電を行うなど、

深刻な電力⚡不足が続いているようです。

特に、

東北地域では、これから冬⛄に向けて暖房などにも電力を消費するため

より厳しい状況になることが予想されます。

この停電の影響を受け、操業を停止せざるを得ない企業の商品を仕入れている

企業は軒並み対応に追われる状況となりそうです。

では、弊社の中国産にんにくへの影響はどうなのか?

当社駐在員にヒアリング👂してみました。

結論!問題なく稼働しております。

 

日本エルブの中国産にんにくは

「畑」も「加工工場🏭」も「港湾⚓」も

全て「山東省」の中に所在しております。

中国政府の掲げるエネルギー消費強度と消費総量の

二重制御管理目標の達成状況のランク付けにおいて

山東省はいづれも「警告三級」

(「警告三級」は3段階ある警告ランクのうち一番下の「やや厳しい」に当たる)

にランク付けされています。

これにより、山東省内の企業において

電力使用の制限がかかることが無く、

通常通り操業ができているそうです。

 

2 中国時事情報(2)
~コンテナ不足の原因と今後の見通しについて~

現在も続くコンテナ不足の原因は、

新型コロナウイルスが発生する前の2018年にまで遡ります。

アメリカでトランプ政権が誕生し、

中国に対する巨額の貿易赤字を問題視し、

追加関税施策を発端とした、

いわゆる「米中貿易摩擦」が本格化します。

このような情勢から、

これまで伸び続けていた中国からアメリカへの

輸出量が減少するリスクが高まりました。

中国からの輸出量が減少するこということは、

同時に、コンテナ需要も低下することを意味しているため、

コンテナの新規製造を抑えました。

ところが、

リスク回避のための製造量を減らしたものの、

予想に反して中国からの輸出量は大きく減ることが無かったため、

コンテナの在庫が不足する事態となりました。

そこに追い打ちをかけたのが

「新型コロナウイルス」の世界規模での蔓延です。

コンテナの在庫が減少している中で

新型コロナウイルスの蔓延が原因とする

               ◆ コンテナ返却遅延

               ◆ 港湾混雑

               ◆ 物量の急激な変化

が発生したことにより、

コンテナ不足が今日まで長期化しています。

コンテナの在庫に関し、

昨年末より中国国内で増産体制をとっており、

年内にはコンテナの在庫不足は解消される見込みです。

あとは、物流に関する問題点の解消ですが、

このまま新型コロナウイルスの蔓延が落ち着いたならば、

物流の問題点も解消され、

来年の春ごろにはコンテナ不足問題が

     解消されるのではないかと考えます。   

3 新型コロナの感染状況
~2021年11月5日時点~

◎最新のコロナ状況

中国国内のコロナ関連状況は、

全体症例が78例

この内、国内発症例は68例

(黒竜江省28、河北省10,遼寧省8 河南省5,
甘粛省5例、寧夏4例、内蒙古2例、江西省2例、
四川省2例、貴州省1例、雲南省1例)で、

少しずつ増加傾向です。

山東省は感染者ゼロも、

旅行業者の全面活動停止などの

措置が取られています。

尚、ワクチン接種回数は

11月3日までの集計によると22.9億回で、

中には3回接種した人もいるとの事です。

尚、18歳以下の接種は始まったばかりだそうです。

 

4 青森産にんにくの価格高騰について

青森産にんにくの原料価格の高騰が続いております。

新型コロナウイルスの影響で昨年初旬より

中国産にんにくを扱っていた一部の業者で

輸入が困難な状況に陥りました。

その結果、国産にんにくへの切り替えが増え、

同時に中国産にんにくを扱っていた業者による

国産にんにくの買い付け量が増えました。

これにより、加工用にんにくの品薄状態が続き、

また、各業者が国産にんにくを確保する行動を起こしたため、

国産にんにくの価格が高騰したというのが大きな原因となっています。

また、

新型コロナウイルスによる健康志向の高まりで、

黒にんにく(主に青果用にんにくを使用して製造)の需要が拡大しています。

生活様式の変化も見受けられ、

道の駅などの観光施設での売り上げは落ち込んだものの、

年配者を中心にネット通販が好調で

需要が一気に増加したことも影響を与えています。

青森産のにんにくは、

青果用
(スーパーに並んでいる見た目や形の良いにんにくで、高値で取引される)

と、

加工用
(一般向けにならないにんにくで青果用に比べると安価に取引される)

に分けられますが、

今年は加工用のにんにくの出回る数が少なく、

業者同士の競り合いになっているため、

青果用と変わらない価格での買い付けになっている状況で、

場合によっては青果用を買い付けて加工するケースも

出てきているようです。

 

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