INFORMATION CENTER 青島エルブ情報館

エルブが契約している中国山東省のにんにく畑(圃場)の生育状況をはじめ
中国のおもしろ情報など、当社駐在員からの生の情報を
毎月お届けしてまいります。

1 にんにくの生育状況 
~ 2021年2月末情報 ~

にんにくの生育状況はどうでしょうか?

Q.今、にんにく畑(圃場)はどんな状態ですか?

2月末時点の「にんにく」は、まだ冷たい土の中で眠っています。
まだ気温は低く、極端に低温となった日もありました。
その時の気温はなんと “-16℃ ” ‼
この低温の影響で一部のにんにくに発育不良がみられました。

Q.今年のにんにくの大きさはどうですか?

今の生育状態から見れば、
金郷種は昨年より少し小ぶりですが、蒼山種は昨年と同じぐらいの大きさです。

Q.昨年に比べて収穫量予測はどうでしょうか?

今の所、金郷種は減産しそうですが、
蒼山種は昨年と同じもしくは少し減産ではないでしょうか。

Q.その他にんにくに関する情報があったら教えてください。

河南産は天気の影響はなく、茎の太さ長さ共に昨年同様ですが、
植付面積が少なくなったことにより収穫量も少なくなる見込みです。
全体的に見ると、今年の生産量は昨年より数%減少しますが、
昨年が豊作だった事もあり、ほぼ例年と同じであろうと予測されます。
但し、今後の悪天候による特殊な状況を排除するものではありません。

2 エルブのにんにく前線(中国全土)

中国のにんにくの植付は地域により「秋植付」と「春植付」があります。
秋植付の生育期間は200~270日と長く越冬し、翌年3月中旬から収穫が始まります。
春植付の生育期間は90~150日と短く、秋植付収穫後期頃から収穫され出荷されるため、
出荷は南から北へ北上していきます。(品種問わず)

    🌱 秋植え付け 生育期間:200~270日(越冬します)       
     8月~9月上旬に植え付け 翌年の3月中旬から6月中・下旬に収穫    
     ◉ 雲南、広東、貴州、四川、重慶、湖北などの地域   
      (※雲南産早熟ニンニクは9月植え付け、2月頃収穫します(蒼山種、一片種))
     9月下旬~10月上旬に植え付け 翌年の3月中旬~6月中・下旬に収穫   
     ◉ 山東、湖南、浙江、江西、福建、江蘇、安徽、上海、河南などの地域
      (その内、河南省の亜熱帯の早熟ニンニクは、9月下旬植え付け、
        翌年の4月下旬に収穫します(金郷種))

    🌱 春植え付け 生育時間:90~150日 
     3月上旬に植え付け 6月下旬に収穫
     ◉ 北京、天津、寧夏、甘粛省、陕西省などの地域   
     4月上旬に植え付け 7月中旬頃収穫
     ◉ 新疆、青海、遼寧、吉林、内モンゴルなど地域

        中国全土のにんにくの植付時期&収穫時期をMAPにしました!

3 新型コロナの感染状況と時事情報
~ 2021年2月末情報 ~

◎最新のコロナ状況

北京市、黒龍江省、吉林省に、感染の高・中リスク地域がありましたが、
感染の高・中リスク地域はゼロとなっており、本土の感染者もゼロです。
ワクチン接種はすでに始まっており、
主に医療関係者や政府関係者で出張の多い職員に対して
約3100万回分が完了しています。

◎輸出対象港湾状況

世界的なコロナウイルス蔓延の影響により、
中国から輸出されたコンテナが輸入先の国で停滞して、
戻るまでに時間がかかっている状況です。
完全な解消にはもう少し時間がかかりそうです。

◎中国の大型連休「春節」とは?

春節とは、中国における旧暦のお正月(旧正月)です。
中国には春節、清明節、労働節、端午節、中秋節、国慶節と呼ばれる
国民休日があります。その中でも大型連休の代表とされるのが“春節”です。
2021年は2月12日(金)が春節で、
大晦日の2月11日(木)~2月17日(水)までの7日間が
春節連休として定められました。

春節連休は多くの人が故郷に帰省する「春運」が話題となりますが、
その数のべ約30億人とも言われております。

2021年、中国政府は帰省の自粛を呼びかけました。
また農村部に帰省する人にはPCR検査を義務付けるなど
厳しい対策を取ったこともあり、例年に比べて多くの人が帰省を控える
異例の春節となったようです。

春節明け工場では、
政府職員が一部工場へ立ち入り、現場で視察が行われました。
「安全第一」をはじめ、「安全生産」「防疫活動」に重点を置くよう
指導がありました。